パッチテスト受託

Commissioned patch test

パッチテスト(ヒト皮膚一次刺激性試験)受託

当協会は設立以来数十年にわたり、化粧品や医薬部外品などの安全性を確認するための試験の一つであるパッチテスト(ヒト皮膚一次刺激性試験)を受託しています。試験結果は報告書として取りまとめ、文書で提出しますので、薬機法で規定される製造販売後安全管理の基準(GVP)への対応の一助として、或いは医薬部外品承認申請等に活用されています。
試験受託機関としての長年の実績より、安全、確実、誠実の評価を受け、化粧品、医薬品メーカーなどから高い支持を得ています。
なお、判定*は皮膚科専門医に、被検者は日本人成人男女にお願いし、実施しています。

パッチテストを受託できない検体について
以下に該当する検体は、被検者の安全確保等の観点より試験を受託できませんので、ご注意ください。
・パーマ剤、染毛剤、脱毛剤等、皮膚一次刺激やかぶれ等が懸念される検体
・判定に支障が出るような濃く着色された検体
・当協会内に設置するヒト試験倫理委員会及びヒト試験倫理検討会で試験実施は不適当と判断された検体
試験方法の概要
基本的な試験方法は、洗い流す製品は1%水溶液、洗い流さない製品は原液、被験者30名(又は40名)でアルミ製皿を用いて上腕内側部に24時間閉塞貼付後、判定します。
被験者数や貼付時間、希釈濃度等、試験条件を変更したい場合は事前にご相談ください。
*試験の委託に当たり、秘密保持契約の締結が必要な場合はお申し出ください。
費用について
一度に受託する検体数や被験者数、判定医署名の有無、会員資格の有無により費用は変わります。見積書の提出が可能ですので、ご相談ください。
*1検体での試験は割高となりますので、複数検体の同時試験をお勧めしています。

試験までの流れ

1.当協会へのご連絡
先ずは、当協会研究センターまでご連絡をお願いします。
試験日程や費用等のご質問、ご相談についても下記までご連絡ください。公益社団法人日本毛髪科学協会 研究センター
電話:電話:03-6380-0823 FAX:03-5362-5560 E-mai:patch@jhsa.jp
2.試験実施のお見積り等のご連絡
試験予定の検体数から、お見積り、試験日程等をご連絡します。
3.試験委託のご連絡
お見積り、試験日程等をご確認頂いた上で、試験委託のご連絡をお願いします。折り返し、提出書類の雛形(Word、Exellファイル)をお送りします。
4.書類提出
提出書類は、試験開始日の2週間前までにご連絡をお願いします。
5.当協会内での安全性確認
必要な書類が揃った後、当協会内に設置するヒト試験倫理委員会・ヒト試験倫理検討会で試験実施の可否を審議し、ご連絡します。
追加確認等をお願いする場合がありますので、ご対応をお願いします。
*被験者の安全確保に疑問が残る場合、試験はお断りする場合があります。
6.検体の提出・試験実施
試験を実施する場合、試験開始日の1週間前までに検体を提出いただきます。
一般には、30~50ml程度を2本(本試験用:1本,プレ試験用:1本)です。
・試験後、余った検体はご返却します。
7.試験結果のご報告・報告書のご提出
試験終了後には、早急に速報をご連絡した後、正式な報告書を提出します。
なお、英文報告書の作成もお受けしますので、ご相談ください。(追加費用が発生します。)
8.費用のお支払い
報告書提出時に請求書をお送りしますので、お支払いをお願いします。(振込手数料はご負担ください。)
・領収書につきましては以下に代えさせていただいております。
●郵便振替の場合:「振替払込請求書兼受領書」
●コンビニ決済の場合:「払込受領証(コンビニエンスストア用)」
●銀行振込の場合:「振込金(兼手数料)受取書」、又は各金融機関から発行される振込証明
※上記の領収書を紛失した場合の再発行はいたしかねますのでご了承ください。